ジャジャ~ン!!
一足早いクリスマスを堪能してきました。
といっても、仕事で街中を歩く時に、イルミネーションや飾り付けを横目で見ながら、足早に通り過ぎる日々で、ショッピングやケーキはまだありませんが…
この2週間の間、毎年恒例になったコーラス有志での子供病院での奉唱に始まり、老人ホーム奉唱、教会でのチャリティコンサートとコーラス活動が目白押しでした。
子供病院では看護師さん達が、
「子供達も毎年楽しみにしてるんですよ~」
とおっしゃって下さいます。
最初の頃は、歌っている最中に子供さん達が喜んでくれているのか、声を出しているのは何を言おうとしているのか、何も分からずただただ精一杯歌うだけでした。
年を重ねるごとに、歌が始まると子供さん達が、自分なりの表現で喜びを表してくれている事。
一緒に歌おうと体や口を懸命に動かそうとしてくれているのが分かり、その楽しそうな気持ちがジワジワと心に響いてきます。
私は毎年『雪だるま(スノーマン)』に扮装して行くのですが、こちらも嬉しくなってしまい、雪だるまの動きもどんどんオーバーアクションになってしまって、ついつい楽譜を落としてしまいます。
お家に帰ったり、家族と一緒に過ごす事もなかなか出来ない日常でしょうから、来年はもっともっと楽しんで貰える様なものを届けたいな~と今からワクワクします。
いつかは太鼓や鈴を鳴らすだけでいいから、一緒に演奏出来るといいな~と、どんどん夢が膨らみます。
そしてその10日後に伺ったのが、今回は初めて訪問させて頂く老人ホーム。
今までのホームさんとは勝手が違うかも知れないので、ちょっと不安もあったのですが、ホームの職員さんはじめ、入居者の皆さんがとても暖かく迎え入れてくださいましたので、こちらも楽しく奉唱させて頂く事が叶いました。
ホームのあちらこちらでとても綺麗で可愛いいクリスマスの飾り付けが見られました。
それらはホームにいらっしゃる方々の手作りらしく、皆さんの手先の器用さに感心してしまいました。
会場になっている食堂では、手を振って笑顔で迎えてくれる方、歌っている最中も指揮をしながら頷いてくれる方、懐かしそうに聴き入って下さる方、笑顔で一緒に歌って下さる方と、皆さんに楽しんで頂けたようでこちらもとても心が温まる時間を過ごす事が出来ました。
是非来年も、今度はもっともっとレパートリーと人数を増やして、また伺わせて頂きたいです。
そしてその翌日は池袋の小さな教会でのクリスマスチャリティコンサート。
このチャリティコンサートは今年で2回目になります。
今年は東日本大震災という大きく深い悲しみを経験しました。
そんな中で改めて感じる事が出来たのが、今まで数々の恵みをもたらしてくれた自然の大切さ、家族や周りの人との絆でした。
そんな思いを、たくさんたくさん込めて春から大事に歌ってきた『大地讃頌』をはじめ、
クリスマスの珍しい曲、おなじみの曲、そして震災の経験をプラスに変えていけるように、
防災や防犯の啓蒙を音楽と一緒に詰め込んだステージにしてみました。
去年のこのチャリティコンサートで集まった募金は、日ごろの募金と合わせ、毎年伺う子供病医に募金させて頂いていました。
今年皆さまからお預かりした募金と日ごろ「使ったつもりのペットボトル募金」と合わせ、
この震災で被災された子供達の奨学金として、全額あしなが育英会に募金させて頂く事になりました。
普段の生活からは経験出来ない、沢山の方と一緒のクリスマス。それを何回も。。。
とても幸せな時間を一足お先に楽しませて頂きました。
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